お久しぶりです
GW、今年はゆっくりできました
映画見に行ったり、天野展行ったり…
天野展は小学生の時から一度行ってみたかったのです
ていうか今までなんで行かなかったのかっていう
FFのイラストはもちろん、グインサーガ、ガッチャマン、やさいのようせい、ヴァンパイアハンターの絵が展示されてました
中でもFFディシディアの主人公せいぞろいのイラストは圧巻!!
天野さんのティーダとスコールってなんか新鮮です
(ファンタジーな衣装じゃないので)
対称にボスキャラ勢揃いのもありました
ケフカがやっぱ印象的だわ
ちびきゃらグインとかかわいすぎた。リアル画とデフォルメとのギャップがたまらん
また行きたいな~
そして今更なのですが、天野さんって絵は版画なんですね
ずっと水彩だと思ってました^^;
以下映画アリスの感想です
ここ1年で見た実写映画の中で間違いなく一番面白かった!(ってもアバターすら見てないけど;)
CMでもポスターでもジョニーデップが出張ってるのでアリスはどうなのかと思ったけど、ちゃんと主人公はアリスでした
19歳のアリスってどうなのかと思ったら、出演者が原作通りのスタイルなので全く気にならず
婚約を控えて迷うアリスっていうのが全国共通に共感されそう
身体が小さくなるジュースとか大きくなるケーキとか原作ネタもしっかりあって普通に楽しい
ウサギも猫もみんな3Dだけど触れそうなほど実在するんじゃないかっていう再現度(チェシャ猫が消えるときの煙が自然で素晴らしい)
私の場合は注目すべきは美術や衣装でした
アリスの衣装が結構変わるのですが、序盤の縮んだ時のアンダーがだぼだぼのをなんとか着てるやつとか、ハッタ―が数秒で仕立ててくれたドレスとか(寿命短かったな/笑)、赤の女王バージョン(赤いカーテンをリメイクしたみたいな)とか…
特に赤のドレスは狂気じみてて、赤の女王のセンスGJと思った(笑)
赤の女王の城はシンデレラ城を赤く染めたみたいでゴテゴテしてて良い…
白の世界は、白一色で眩しくて目が痛い
個人的に赤の世界派だなあ私は…
*
原作アリスだと登場人物がきちがいで意味不明ってかんじだけど
今回の映画版はちゃんと帽子屋達も打倒女王とか目的意識を持ってるのでそんなにきちがいじゃなかったなあ
ジョニーデップはチョコ工場とパイレーツしか見てないけど、
チョコ工場はシュールでどっちかというとマニア向け
パイレーツはジャックがちょっと正義の味方ってかんじじゃないのであんま好きじゃなかったのですが、
マッドハッタ―は普通にアリスを助けてくれるので良いですね
チェシャ猫もおせっかい焼いてくれるほど親切だし、みんなの窮地を助けてくれるしGJすぎです
このアリスに関してはキャラ全部が良いキャラになってるので、いやだなーって思うことが無い…(話聞いてくれないとか)
赤の女王でさえ、あの外見で実は愛に飢えてるとかかわいそうだしさ
*
ストーリーわかりやすいです
婚約を目の前にどうしたらいいかわからないアリスが、アンダーランド(作中ではワンダーではなくアンダー)に落ちて自分自身を見つめ直すお話
アンダーランドの理不尽な人や出来事は全部現実で目の当たりにしていることで
「飲んで」と言われれば飲んで小さくなったり、大きくなったり人に指図されて翻弄される
アリスなのかと問われれば「そのはず…」と曖昧な返事で生きている実感が無い
でも、みんなの期待に応えて返事をしなければいけないのは、どちらを選んでも結局は戦わなければいけないということ
ワンダーランドを空想の世界じゃなく、記憶の世界って断言しちゃってるのでわかりやすくなってるのかも
文学ってこれこれこういうことですよーって説明されると萎えちゃうもんけど、この映画は面白いです
残念なのは自分が日本人で、ハッタ―のスコットランド訛りとか英語ネタがわからないことかな(笑)
韻を踏んでしゃべっているようなので、バイリンガルに理解できる人はもっと楽しいのでは…
Mで始まる文字を「まぬけ」とか複数の言葉を並べるシーンがあるけど
ちゃんと日本語で訳されてた…良い単語よくみつかったなあ
白の女王「なんの恩義で殺せと?」(なんの恩義があってあなたを殺さないといけないの?)
が怖かったなー。良い人に見えて残酷っていう
ヤマネも好き。助けてくれると思ったら、すぐ針振り回して「力づくでやってみろよ!」ってなんだそのデレツン
好きなキャラはダントツでチェシャ猫ですけどね!
あ、そうそう、3Dで見たのですがあまり3Dはそんなに感じませんでした(ど真ん中だったのに)
なので2Dでも十分かもしれません(一緒に行った人も同じこと言ってたのでたぶんそうなんじゃないかな…)
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