40話の話について、ちょっと考えてみた…
遊戯王と言えば親子関係とかもしばしば描かれておりましたが、5D'sも取り入れている様子
というかこの作品自体、主人公たちが勝手気ままに生活してるので「親とか何も言わないの?」ってかんじなんですが
遊星、ジャック、クロウ達はもとから孤児みたいなので、その時点ですげえと思ってしまうのですが(親がいなくてももう達観してしまってる感じ)
アキや双子達は親はいるわけですが
アキって大人びたデザインだけど16歳設定なので、16でああいう状況にいたらリアルにきついですよね
クラスに一人は浮いてしまう存在がいるというのは、私の短い人生の中でも経験がありますが、一人でも大丈夫というのはあり得ないと思います
昔、知り合いの兄がいじめにあってるという話をきいて、大丈夫なのかと思ったら、その家では家族が支えてたので、本人曰く
「いじめられてても勉強して、学校をちゃんと卒業さえすれば友達がいなくてもいい」とのことだそうで
その通りだと思いました。
理不尽なものにはどうあっても変えることはできないから、信念を持って生きていくしかない
友達がいなくても家族がいるじゃないか、ってね
今でも覚えてますよ
でも友達がいないとき、家族さえも味方でなかったら…?
考えるとゾッとしますね
話がどんどん脱線していきますけど、
アキに関しては幼少期の父親との不仲がかわいそうなのではなく、
その後の対応が不幸だなと思います
「手がつけられなくなったから(面倒になったから)学校は寮で一人で生活してくれ」なんて言われたら、悲しいですよ
議員だと世間体もあったでしょうしねえ…
それをわかってくれというのは少々虫が良いような気がします
「家に父親がいなくて当たり前、さびしくない」っていうのは強いのではなく、単に父親がないがしろにされてるだけってことですよ
頼ってくれるうちが花というか(笑)
うちもいつもいなかったし、知り合いには2,3人片親の人もいるから、ちょっと共感してしまうな
頼りたくても頼れないんですよね
さて…もし家族が味方でない場合…アキには友しかいないのかな、と思ったりもします
人は心の支えが欲しい時、宗教にすがってしまうものですが、アキはだまされたと思ってないから、そこらへんどう決着をつけるのかが気になるところ(龍亞にでも教えてもらうのかな)
ただ弱いキャラでも、か弱いキャラには描かれないのが遊戯王の良いところ
今後の成長が楽しみですね
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