現代用語の基礎知識2008に「ずっと俺のターン」が追加！
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基礎知識なのかよｗ

↑は平山さんぽい影目指して撃沈しました。
ハイライト大好き人間なのでやりだしたら止まらない…軽く一時間は経っちゃうよ姉さん…
平山さんは影とHiの付け方が原作と根本的に違んですよね（ね、と言われても）
今更気づいたんですが、古代王様の頭飾りって冠じゃなくて、カチューシャ？だったんだ！（某設定絵見て気づいた）
後ろの輪がなくて耳にひっかかってるだけ

まあ前置きは置いといて今日はちょっと考察してみました
テーマは「なんで主人公って最後に死ぬのか」です
遊戯王と他の作品も少し考えてみました

以下電波文！


自分の知ってる作品の範囲で考えたのでとっても狭いですが
ざっと見てみると３つのケースがある気がしました

■３つのケース

①主人公が罪人である→罪を償う、業を洗い流すために最後に命を捧げて何かを成し遂げる
（※成し遂げたことが業を上回った場合、生き残るケースがある）
②主人公が異端の存在→世界（またそのルール）にとって異端、不自然なものは排除される＝存在しないほうが自然である
③または①、②の両方

＜遊戯王の場合＞

①は当てはまらないような気がするけど、アテムの父親アクナムカナン時代の業をそのまま引き継いでるとしたら、罪があるのかもしれない…
（千年アイテムは王の知らないうちに作られたので、直接罪はないかもしれませんが）
とにかく罪滅ぼし、償いの死ではないため①は無い。

アテムの場合は②のケースかと思われ…

・古代の魂が現代で蘇った→異端
・死んだ魂は冥界に行く→エジプトの死生観（世界のルール）

エジプトの死生観では
『死んだ時に離れた魂が冥界へ行き、永遠の命を授かって再び現世で体に戻ると復活できる』という考えがあります
そのために体をミイラにして保存していたらしいのですが、原作ではアテムの体は滅んでいるとあったので、ミイラは存在しないのでしょう…(´・ω・｀)
ということで復活は無理。
じゃあミイラがない魂はどこ行きゃいいのって思うのですが、救済措置として（え）死んだ際に最後の審判を通過した者は楽園に行けるのだとか。
どちらにせよ冥界に行くのが自然な形なんですな…

あともうひとつ、アテムのケースではオシリス神話になぞらえている面が強いと思われます。オシリス神話では「オシリスはイシスに蘇生してもらったが、現代に蘇ることを拒否し冥界王になった」とあります
うまくできてるなあ…
切ねえ…

【逆転の発想。アテムは生き残ろうと思わなかったのか…？】

「誰だって死にたくないはず。アテムは現世に未練はなかったのかな？」と考えてみたんだけど、
古代でアテムが過ごした時間は１７年、現代で過ごした時間は１年（原作から見るととひと季節巡ってるので２年はいってる？）
なので、もしアテムが１７年分の記憶を取り戻したのだとしたら、アテムが故郷を取るのも仕方ないと思う
思い出してるっていう描写が少なかったんですよね。本当に全部思い出したのか？と…
たぶんそのせいでアテムが現世寄りなかんじで読者も見てしまうと。
アテムっていうより闇遊戯のほうがしっくりきますしね
あと、もともと若くして王をやってたくらいなので、本当に在るべき事とか姿を悟っちゃってたんじゃないかと
自由とは無縁で生きていたっぽいので、わがままとか言わなかったんだろうなあ
そう考えるとちょっと寂しいですけど…
でも同年代の友人を持ったのはきっと遊戯や城之内が初めてだったろうし、命の取り合いがない時代で（いや…よく不良に絡まれてたから微妙だけど／笑）古代の１７年より楽しい時間を送れたんじゃないかと思いたい

＊＊＊

おまけで違う作品も

＜テイルズオブジアビスの場合＞

ルークは①と②に当てはまる

・アクゼリュス崩壊に加担してしまった→罪
・レプリカである→異端の存在
・音素乖離現象→世界のルール

これは完璧に『罪を償う、業を洗い流すために最後に命を捧げて何かを成し遂げる』ですね…
ルークの場合は世界を救うという偉業を成し遂げたわけですが、生き残ることはできませんでした（真説は謎ですが）
それほど業が深かったということでしょうか…。でも彼の場合は異端だったことで、ビッグバンなどから逃れられなかったことが大きいように思えます

また、アッシュの場合も①と②に当てはまります

・オラクルで軍人として人を殺してきた→罪
・唯一の第七音素で構成された人間である→異端

ルークと違い、罪と知ってて生きてきたわけですが、最後は…
どちらが業が深かったのかは測りかねます…
ただやはり、人を殺すことは一番大きな業になるんだと。

＜Blood＋の場合＞

沙夜は①と②にあてはまる

・人を大量虐殺をした過去がある→罪
ディーヴァを解き放った→罪？
・翼手の女王である→異端

これも『罪を償う、業を洗い流すために最後に命を捧げて何かを成し遂げる』です
最後は死ぬというより冷凍睡眠のような状態なんですが、世界から一時消えるということで考察対象に。
最後にディーヴァの子供を殺さなかったことが良かったのかもしれない…

ディーヴァも①と②にあてはまる

・人を大量虐殺をした過去がある→罪
・翼手の女王である→異端

最後まで殺戮を止めなかったディーヴァ。かわいそうな存在なんですが、最後には…。

～～～

■例外【死んだようにみせかけて最後に生き残るケース】
ＦＦはこういうこと多いですね。結構殺人？してるので罪になるかが微妙なところ

【スコール】（ＦＦ８）…人間＝異端ではない。
【ジタン】（ＦＦ９）…ジェノム＝異端の存在。
【ティーダ】（ＦＦ１０）…過去の人間＝異端。

人殺しじゃないのがポイント？

ちなみに今まで挙げてるのは、「最後はドラマチックにしたいから死なせた」と思わせていない作品です
何か物語を作るなら、何にしても意味がないと納得いかん…！
「最終兵器～」を見て本当そう思いました（最後に死なせる意味がわからない…）
「ひぐらし～鬼隠し」は、Ｋ１が死なないと梨花ちゃんが次に進めないので必要なシーンだと思ってます。まあ、ループだし…
あと生き残るやつで覚えてるのは
「ミ/ン/キ/ー/モ/モ」→交通事故→転生
「赤/ち/ゃ/ん/と/僕」→交通事故→手術成功で助かる
「ダ/イ/の/大/冒/険」→ラスボス倒すけど消滅する→数年後に戻ってくる（？）
ダイはわかるけど、他のは事故の必要性があったのかな…いやでも古いな…ｗ